Printara · 2026年10月11日公開 · 読了15分
アイデアから始める、3Dプリント用ジオラマの作り方
まずシーンを計画します。ベースの大きさ、フィギュアのスケール、見る人の視線が向かう先、そして各パーツをどうプリントし、どう塗装するか。次に、フィギュア、小物、地形のそれぞれについてモデルを1つずつ用意し、3Dツールでベースの上に配置して、1つずつ別のSTLとしてミリ単位で書き出します。各パーツにそれぞれの角度でレジン用のサポートを付けてプリントし、パーツごとに塗装して、最後にシーンを接着して組み立てます。
後のすべての工程を楽にするルールはひとつだけ。フィギュアと小物は、すべて別々のファイルにしておくことです。1つのメッシュになったシーンは1つの角度でしかプリントできず、どのフィギュアも床とつながったままで、その裏側に筆を入れることもできません。
おことわり:いくつかのステップで登場するDiorama Studioは、Printaraの製品です。どのステップもほかのツールで行えます。ツールの比較はツールのセクションにあります。
ステップ1:シーンを計画する
何かを生成したりダウンロードしたりする前に、5つのことを決めます。それを1文とパーツリストに書き出しておきましょう。シーンを生成するなら、そのリストがそのままプロンプトになります。
- 場面と主役。何が起きているのか、そして視線を集めたいフィギュアや物はどれか。主役は中心から少しずらして置き、その周りの床をいちばん広く空けます。例では、伯爵と、彼が抱える女性が、シーンでいちばん背の高い形であるアーチ窓の前に立っています。
- 見る方向。正面からしか見ないシーンなら、奥に壁を立てられます。壁がシーンの背景になり、フィギュアの背中は誰にも見えません。テーブルに置いてあらゆる方向から見るシーンでは、隠れる場所がないので、どのフィギュアも背中まで仕上げる必要があります。
- 設置スペース。飾る場所(棚の奥行き、ディスプレイケース、ブックヌックのインサート)と、プリンターのビルドプレートを測ります。ベースがプレートより大きいなら、どこで分割するかをここで決めておきます。壁、道、岩の縁など、継ぎ目を隠しやすい場所に沿わせましょう。分割とその位置合わせピンについては、PrusaSlicerでの分割ガイドとSTL分割ツールで解説しています。
- スケール。1つ決めたら、すべてのパーツをそれに合わせます。実物の大きさをスケールで割りましょう。28mmのウォーゲーム用フィギュアによく使われる1:56なら、身長1.75mの人は約31mm、高さ2mのドアは約36mm、75cmのテーブルは約13mmです。
- 各パーツのプリント方法と塗装。細部が集まるフィギュアや細かい小物はレジンで。大きなベースや大きな建物なら、FDMのほうが安く済みます。シーンを組み立てたあとに筆が届かなくなるものは、別パーツにします。壁際のフィギュア、テーブルの下の小物、ほかのフィギュアに抱えられたフィギュアなどです。
ステップ2:パーツごとにモデルを1つ用意する
必要なのは、フィギュア1体ごと、単独で立つ小物1つごとのモデルと、地形やセットのモデルです。入手方法は3つあり、たいていのシーンはそれらを組み合わせます。
ひとつのアイデアからシーン全体を生成する
Printara Diorama Studioは、1文の説明か1枚の画像から始めて、すべてのパーツを独立したモデルにします。以下の名前は、ボタンの表記と同じです。
- Scene promptにシーンを入力するか、単語をひとつ入力してWrite the scene for meを押します。スケッチ、写真、自作のアートワークから始めるなら、Start from an imageにドロップしてRebuild as miniaturesを選びます。手持ちのジオラマの写真なら、This IS my dioramaでそのまま使えます。
- Generate master scene(FastまたはUltra 2K)を押し、納得のいく画像になるまで生成し直してから、Read this sceneを押します。1回の読み取りで、キャラクター、小物、背景のパーツを最大30個まで一覧にできます。
- 欲しいパーツにチェックを入れ、Generate conceptsを押します。それぞれが白背景のコンセプトアートとして返ってきます。気に入らないものは再生成し、男性と荷車のように1枚の画像に2つのものが入っているときはSplitを使います。
- テクスチャを選び、Build approved modelsを押します。自分で塗装するなら、No textureを選べば、いちばん安いコストでシンプルな形状が手に入ります。
初期設定では、キャラクターが持っているものはそのキャラクターに付いたままです。例のハンターの十字架は、別の小物ではなく、ハンターの一部です。
費用。アカウントは無料で、有料のボタンはすべて、押す前にクレジットのコストを表示します。パーツ1つの費用はPrintaraのほかのモデルと同じで、テクスチャなしなら30クレジット、Standard 2K、Detailed 4K、Extreme 8Kのカラーテクスチャ付きなら50、75、100クレジットです。マスターシーン、読み取り、コンセプト画像にもクレジットを使います。テクスチャなしのパーツ10個なら、モデルだけで300クレジット。300クレジットのパックは、プラン加入時€4.90、プランなしで€9.90です(料金)。Write the scene for me、This IS my diorama、パックの書き出しにはクレジットはかかりません。
パーツを1つずつ生成する
小物が1つ足りない、あるいは特定のポーズのフィギュアが欲しいときは、PrintaraのAI 3Dモデル生成のような単体モデル用のジェネレーターで、画像か1文からそれだけを生成し、シーンに合わせた高さでミリ単位で書き出します。アカデミーのレッスン「Printaraで最初の3Dモデルを作る」で、画像からSTLまでの流れを紹介しています。
単体モデル用のジェネレーターでは、パーツを1つずつ作り、シーン全体を1つのモデルとして作らないようにしましょう。
手持ちのSTLファイルを使う
購入したファイルや無料のファイル、自分でスカルプトしたモデルやCADのパーツも、生成したモデルと一緒に使えます。作り手が違うファイルのスケールがそろうことはまれなので、それを前提に計画する前に、各ファイルを開いてフィギュアやドアの大きさを測りましょう。完成したシーンを販売するつもりなら、まずすべてのライセンスを確認してください。よくあるライセンスについては、無料STLファイルのガイドで説明しています。
ステップ3:パーツをベースに配置する
パーツは、位置とサイズをミリ単位で保てる3Dツールで配置します。Diorama Studioのステージ、Blender、Tinkercadなどです。スライサーでの配置は向きません。配置ボタンはパーツをビルドプレートに詰めて並べるだけで、シーンのレイアウトを保てないからです。配置は何かをプリントする前に行います。フィギュアに対して大きすぎるテーブル、見る方向から主役をさえぎってしまうフィギュア、筆が入らないほど狭いすき間などに、ここで気づけます。
Diorama Studioでは、作成したモデルがSceneタブの1つのステージに並びます。
- モデルをクリックし、Move、Rotate、Scale(キーはG、R、S)を使います。
- Solid floorをオンにすると、すべてのモデルが床に立ちます。
- モデルを選び、Heightにミリ単位の高さを入力してSetを押します。何も選んでいない状態でSet allを使うと、すべてのモデルがその高さになります。これは配置を始める前に、フィギュアの高さで一度だけ使い、そのあと小物と地形を1つずつ設定しましょう。
- Measureはパーツの幅、奥行き、高さを表示し、Distanceは2点間の距離を測ります(キーはM、D)。
- Save bundleで配置を保存します。
ほかで入手したファイルを配置するなら、無料のBlenderでFile > Import > Stl (.stl)からSTLを読み込めます。シンプルなパーツなら、Tinkercadでも同じことがブラウザでできます。
ステップ4:フィギュアと小物を1つずつ別のSTLで書き出す
プリントするパーツはすべて独立したオブジェクトにしておき、オブジェクトごとに1つのSTLをミリ単位で書き出します。方法は、シーンをどこで組み立てたかによって変わります。
Diorama Studioから
ステージの下のバーにあるExport ZIPを押します。パーツごとに1つのSTLが、モデルの名前で、設定した高さのミリ単位のサイズで手に入ります。各パーツにはステージ上の位置と回転が反映されているので、まとめて読み込むと配置したとおりに並びます。manifest.jsonにすべてのパーツが一覧になっていて、1つのパックには最大24のモデルが入ります。
Blenderから
プリントするパーツは、それぞれ独立したオブジェクトでなければなりません。シーンが1つのメッシュなら、Edit Mode(編集モード)でMesh > Separate > By Loose Parts (P)を使うと、つながっていない部分がそれぞれオブジェクトになります。互いに融合している部分は、先に切断が必要です。次にFile > Export > Stl (.stl)でBatchにチェックを入れると、オブジェクトごとに別々のSTLが書き出されます。選択したパーツだけが必要なら、Selection Onlyにもチェックを入れます(BlenderのマニュアルのSeparateとSTLの書き出しを参照)。STLファイルには単位がなく、ほとんどのスライサーは数値をミリとして読み込みます。メートル単位でモデリングした30mmのフィギュアは0.03として書き出され、1000分の1の大きさで読み込まれてしまいます。書き出しオプションでScaleを1000に設定しましょう。いずれの場合も、すべてのファイルをスライサーで開いてサイズを確認してください。
シーン全体が入った1つのSTLから
1つのファイルでダウンロードしたジオラマでも、中に独立したシェルが含まれていることがあります。PrusaSlicer、Bambu Studio、OrcaSlicerのSplit to objects(オブジェクトに分割)は、もともと離れているシェルを分けるだけで、融合した形状は切断しません。PrusaSlicerでは、パーツを右クリックするとExport as STL/OBJが表示されます。融合したパーツは、スライサーのカットツールかSTL分割ツールで、継ぎ目に沿って切断します。PrusaSlicer、Bambu Studio、OrcaSlicerそれぞれのガイドで解説しています。
ファイル名はパーツの名前にしておくと(Hunter.stl、Table.stl、Base_left.stl)、パーツで埋まったプレート上でも見分けられます。
ステップ5:レジン用にパーツをプリサポートする
パーツを分けておく最大の利点が、ここで生きてきます。パーツごとに角度を決められ、サポートを誰にも見えない面に付けられるのです。
- すべてのパーツを傾ける。大きな平らな面を、ビルドプレートと平行にしてプリントしないようにします。フィギュアや小物を傾けて、1層ごとの断面が小さくなり、サポートが背面と底面に来るようにします。例では、すべてのパーツを30から45度の間で傾けています。
- フィギュアには細い接点、地形には太い接点。例では、フィギュアと小物は0.2mmの接点に、城のセットは0.4mmの接点に載っています。
- 顔と手にはサポートを付けない。接点は、マントの背中、テーブルの天板の裏、壁の裏、ベースの下に置きます。見える面にどうしてもサポートが当たるなら、やすりがけできる場所を選びましょう。
- パーツをプレートから持ち上げる。最初の数層はプレートに密着させるために露光時間がずっと長く、そこでプリントされたディテールは露光過多になります。例では5mm持ち上げ、ラフトは使っていません。
- 小さなパーツは中実でプリントする。30mmのフィギュアや小物に使うレジンは0.1から1.5mlなので、中空にしてもほとんど節約になりません。中空にするのは岩や建物のブロックのような大きくて厚いパーツだけにして、液体のレジンが中に閉じ込められないよう、中空部ごとに見えない面に少なくとも2つの液抜き穴を開けます。
Lychee Slicer、CHITUBOX、PrusaSlicerのレジンモードは、どれも自動でサポートを生成します。Printaraでは、ライブラリのパーツをPrintara Studioで開き、シーンでの高さを設定して、Supportsタブを使います。選んだサイズと傾きでレジン用のサポートが追加され、Download Supported STLでダウンロードできます。Hollowタブは、液抜き穴を開けてモデルを中空にします。どちらのタブもPlusとProのプランで使えます。どのツールの自動サポートも出発点であって、保証ではありません。スライスする前に結果を回して、すべての接点と薄い縁を確認しましょう。
FDMでプリントするなら、ベースと建物はベッドに平らに置いてプリントします。0.4mmのノズルでは、30mmのフィギュアの顔や指がつぶれてしまいます。フィギュアはレジンでプリントするか、0.2mmのノズルとツリーサポートを使いましょう。
ステップ6:プリントと後処理
- まず1つだけプリントする。いちばん細いパーツを選びます(例では、ろうそくの立った燭台)。その露光とサポートで細部がきちんと出るなら、残りをプリントします。
- 二次硬化の前にサポートを切る。プレートから外したばかりのパーツはまだ完全に硬化していないので、サポートがきれいに外れます。UVで硬化させたあとは硬くなり、パーツが欠けやすくなります。Elegooのレジン初心者ガイドでは、洗浄と硬化の前にニッパーでサポートを切っています。パーツが硬化するまでは、ニトリル手袋を着けましょう。
- 足元とベースを平らにやすりがけする。フィギュアの下にサポート跡が残っていると、ぐらつきます。
- 完全に硬化させてから、すべてをベースに仮組みする。ぐらつくパーツや、デジタルのレイアウトどおりの位置に収まらないパーツは、今なら簡単に直せますが、塗装後は直しにくくなります。
ステップ7:パーツごとに塗装する
- 接着する前に塗装する。フィギュアが邪魔にならないので、奥の壁や床にドライブラシをかけやすく、持ち手(パテを少し盛ったコルクやボトルのキャップ)に付けたフィギュアは、全周を塗れます。
- レジンでうまくいくシンプルな順序:プライマー、ベースカラー、くぼみへのウォッシング、そして盛り上がった縁へのドライブラシかハイライト。ニスは、シーンを接着するまで塗らずにおきます。例のセットのような石の地形なら、暗いベースコートと、明るいグレー2色のドライブラシで、ほとんど仕上がります。
- 接着する箇所の塗料を削り落とす(足の裏と、それに対応する床の位置)。そうすれば接着剤が、塗料ではなくレジンに効きます。
- カラーテクスチャを参考にする。STLに保存されるのは形状だけで、色は含まれません。カラーテクスチャ付きでモデルを作成したなら、3Dビューで予定していた配色を確認できます。
頭や腕を胴体と別に塗りたいなら、ピンを使ってフィギュアを分割します。アカデミーのレッスン「分割パーツとレジン用ピンジョイントを準備する」では、フィギュアを頭、胴体、ベースに分割しています。一方のパーツにペグを、もう一方にそれに合う穴を付ける方法です。
ステップ8:シーンを組み立てる
- 奥と下から手前に向かって接着する:まずセットかベース、次に大きな小物、そしてフィギュア。いちばん小さな小物はぶつけて取れやすいので、最後にします。
- レジン同士は瞬間接着剤(シアノアクリレート)で。重いパーツや片足で立つフィギュアは、両方のパーツに穴を開け、短く切った真鍮線をピンとして接着します。
- 足と床の継ぎ目を隠すには、テクスチャーペースト、ピグメント、スタティックグラスを少しだけ使い、そのあと塗装をタッチアップします。
- ニスは最後に:接着し終えたシーン全体につや消しのコートをかけると、塗装とタッチアップを保護できます。
作例:小さなファンタジーの村
1つの建物を中心に組み立て、ベースはプリンターで1枚か2枚に分けてプリントできるサイズに抑えます。フィギュアのスケールでは建物はすぐに大きくなるので、各建物をどこまで見せるかを早めに決めておきましょう。
- 場面と主役。宿屋の前の、市の立つ朝。宿屋が主役で、中心から少しずらして置き、その扉に向かって道がカーブしています。
- 設置スペース。約150×150mmで、ほとんどのFDMのベッドに収まります。レジンのプレートより大きいなら、ベースはFDMでプリントするか、道に沿って分割します。
- スケール。1:56では、幅6mのコテージは幅約107mmになります。150mmのベースなら、宿屋と2軒目の家の角だけを見せるか、建物を実際のスケールより小さくして、ドア(約36mm)と窓だけをフィギュアに合わせた大きさにします。1:100なら人は約18mm、同じコテージは60mmになり、村のより多くの部分が収まります。
- パーツリスト。道と小川の川床があるベース、宿屋、コテージの角、井戸、荷車、木2本、柵のパーツ、樽と木箱、村人3から5人。壁を塗りやすくしたい場合や室内を見せたい場合は、屋根を別パーツにします。
- プリント。ベースと建物はFDMで(プレートに収まるならレジンでも)。村人、荷車、樽、柵、井戸はレジンで。
Diorama Studioでは、このリストがそのままプロンプトになります。たとえば:市の立つ朝の、小さなファンタジーの村の広場。吊り看板のある木骨造りの宿屋、コテージの角、石の井戸、樽を積んだ荷車、木2本、木の柵、パンのトレーを持ったパン屋、村人2人と犬1匹。シーンを読み取り、パーツにチェックを入れます。ステージでは、村人に合わせてSet allを31mmで使い、そのあとMeasureで村人と比べながら、建物と小物のサイズを1つずつ決めます。
アイデアからプリントできるジオラマを作るのに役立つツールは?
すべての工程を1つでこなすツールはありません。プリントするジオラマや卓上ディスプレイ用のシーンでよく使われるツールと、それぞれの役割を、2026年10月時点でまとめました。ブラウザで動き、インストール不要なのは、Diorama Studio、Tinkercad、DioGridの3つです。
| ツール | ジオラマ制作での役割 | 費用 | 注意点 |
|---|---|---|---|
| Printara Diorama Studio(ブラウザ) | 1文か1枚の画像がマスターシーンになり、選んだパーツがそれぞれ独立したモデルとして1つのステージに並ぶ。ミリ単位で配置し、配置どおりに置かれたSTLパーツをZIPで書き出せる | アカウントは無料。有料のステップごとにクレジットが必要で、テクスチャなしのモデルは30クレジット | 1回の読み取りで最大30要素、1パックに最大24モデル。書き出したファイルにサポートは付かない。プリント前に薄い部分を確認 |
| 単体モデル用のAIジェネレーター(PrintaraのAI 3Dモデル生成など) | 1枚の画像か1文が、1つのモデルになる | ツールによってクレジットかサブスクリプション | シーンの配置は別のツールで行う。パーツは1つずつ生成する |
| Blender(デスクトップ) | パーツのモデリング、結合、配置。メッシュをオブジェクトに分離し、オブジェクトごとに1つのSTLを一括で書き出せる | 無料 | 習得に時間がかかる。書き出したファイルはすべてサイズを確認 |
| Tinkercad(ブラウザ) | シンプルな図形や読み込んだパーツを配置し、選択した図形を書き出せる | 無料 | シンプルな形向け。細かいフィギュアのメッシュは重くて扱いにくい |
| DioGrid(ブラウザ) | 独自のモジュールパーツとテンプレートからシーンを構成し、パーツリストと組み立てガイド付きでSTLや3MFファイルを書き出せる | 無料で始められる。詳しくは同社の料金ページを参照 | 独自のパーツコレクションが前提。スケールは1:12、1:18、1:144 |
| スライサー:PrusaSlicer、Bambu Studio、OrcaSlicer、Lychee Slicer、CHITUBOX | パーツの向き決め、サポート付け、プレートへの配置。もともと離れているシェルの分割 | 無料版あり | パーツの配置はプリントのためで、シーンの構成には使えない |
| STLライブラリ:Printables、MyMiniFactory、Thingiverse | 既存の地形、建物、フィギュア | 無料と有料のファイル | すべてのファイルのライセンスとスケールを確認 |
選び方:アイデアから別々のSTLパーツまでを1か所で進めたいなら、Diorama Studio。ファイルがすでに手元にあるなら、Blenderかお使いのスライサーで十分です。既存のパーツでモジュール式のキットを作るなら、DioGridを見てみましょう。どのツールでパーツを作るにしても、ろうそく、槍、指のような細い部分はプリント前に確認してください。
最初のジオラマを作りましょう
1文か1枚の画像から始めましょう。パーツを選び、ミリ単位で配置して、パーツごとに1つのSTLをダウンロードできます。
Diorama Studioを開く Diorama Studioの仕組みよくある質問
ジオラマを別々のSTLパーツとして書き出すには?
プリントするパーツをすべて独立したオブジェクトにして、オブジェクトごとに1つのSTLを書き出します。Printara Diorama StudioのExport ZIPなら、パーツごとに1つのSTLがミリ単位で、それぞれステージ上の位置のまま手に入り、manifest.jsonも付きます。Blenderでは、メッシュをつながっていない部分ごとに分離し、Batchにチェックを入れて書き出します。PrusaSlicer、Bambu Studio、OrcaSlicerのSplit to objectsは、もともと離れているシェルを分けます。融合したパーツは、先に切断が必要です。
3Dプリントのジオラマは、どのスケールにすればよいですか?
すべてのパーツで同じスケールを使えば、どのスケールでも構いません。実物の大きさをスケールで割ります。28mmのウォーゲーム用フィギュアに使われる1:56なら、人の身長は約31mm、ドアは約36mmです。1:100のような小さいスケールなら、小さなベースにもっと多くの建物が収まります。
ジオラマはレジンとFDMのどちらでプリントすべきですか?
細部が集まるフィギュアや細かい小物はレジンで。大きなベース、大きな建物、地形なら、FDMのほうが安く済みます。両方を組み合わせるシーンも多く、これもすべてのパーツを別々のSTLにしておく理由のひとつです。
レジンでプリントするとき、ジオラマのパーツは中空にする必要がありますか?
小さなフィギュアや小物は不要です。30mmなら1つあたりのレジンは0.1から1.5mlなので、中実でプリントします。中空にするのは大きくて厚いパーツだけにして、中空部ごとに、見えない面に少なくとも2つの液抜き穴を開けます。
生成したモデルと手持ちのSTLファイルを組み合わせられますか?
はい。パーツを1つずつ独立したモデルとして生成し、スケールを1つにそろえて、すべてを1つのレイアウトに配置します。Diorama Studioが書き出すSTLファイルはステージ上の位置を保っているので、Blenderに読み込むと、配置済みの状態で手持ちのファイルと並びます。
Printara Diorama Studioでジオラマを作る費用は?
アカウントは無料です。パーツの作成は、テクスチャなしで30クレジット、カラーテクスチャ付きで50、75、100クレジットです。マスターシーン、読み取り、コンセプト画像にもクレジットを使い、各ボタンは先に価格を表示します。テクスチャなしのパーツ10個なら、モデルだけで300クレジット。クレジットパック1つ分にあたり、プラン加入時は4.90ユーロ、プランなしでは9.90ユーロです。パックの書き出しにクレジットはかかりません。
出典(2026年10月11日確認):製品とプランの情報はDiorama Studioのページ、AI 3Dモデル生成のページ、料金ページから。例のサイズ、傾き、接点のサイズ、持ち上げ、レジンの量は、Diorama Studioのページにあるプリサポート表示の元になったサポートプロジェクトから。Blenderの手順はBlenderのマニュアルから。サポートの除去と液抜き穴はElegooのレジン初心者ガイドから。DioGridの情報は同社のホームページから。
Printaraについて。Printaraは、3Dモデル、ジオラマ、レーザーカット用デザイン、型、プリントできる製品を制作するための、AIを活用したものづくりプラットフォームです。ご質問や訂正のご連絡はhello@printara.coまで。