Printara · 2026年10月11日公開 · 読了16分
レーザーカット用ファイル:加工機に送る前に確認すること
ファイルがミリメートル単位の1:1で開くこと、切断線がどれも重複線のない1本の閉じたパスであること、切断、線彫り、彫刻が別々の色やレイヤーに分かれ、それぞれ適切なパワーと速度に割り当てられていること、文字がパスに変換されていることを確認します。次に、はめ合いを確認します:実際のシートをノギスで測り、カーフのテストをカットして、その結果からスロットの寸法を決めます。小さなパーツはハニカムベッドに落ちないように固定し、シート全体をカットする前に、継ぎ手を1つテストカットします。
要点まとめ。ある販売元の3mm合板の公差では、2.6から3.3mmのどれでもありうるので、シートを4か所で測り、その実測値で設計します。本番と同じ設定で、20mmの正方形(カーフは20.00から実測値を引いた値)と、シートの厚さより約0.3mm狭いところから0.05mm刻みでスロットを並べた、くし形のスロットテストをカットします。スロットは、カーフオフセットをオフにしてくし形テストで得た幅で描くか、オフセットをオンにして厚さにあそびを足した幅で描きます。両方を同時に使ってはいけません。パーツの間は1mm以上空け、6mm未満のものはタブか平らな捨て板で支えます。
開示:最後の章で紹介するレーザーカットのジェネレーターは、Printaraが開発しています。それより前の内容は、どのデザインツールでも、どのレーザーでも通用します。
チェックリスト
| 確認項目 | 方法 | 省くと |
|---|---|---|
| シートの厚さ | ノギスで4か所を測る。表示ではなく実測値で設計する | スロットがガタつくか、はまらない |
| カーフとスロットのはめ合い | 20mmのテスト用正方形とくし形のスロットテストを、本番の設定でカット | すべての継ぎ手がカーフ1つ分ゆるいか、無理に押し込むと割れる |
| 単位と縮尺 | 読み込んだら、寸法がわかっている箇所を測る | パーツが25.4分の1や25.4倍の大きさになる |
| 閉じたパス | 開いた図形を見つけ、閉じるか描き直す | カーフオフセットも塗りつぶし彫刻も効かず、パーツがシートにつながったまま残る |
| 重複線と不要な線 | 重複線、ガイド、枠線、作図線を削除する | 線が2回カットされ、カーフが広く黒くなる。意図しないカットが入る |
| 工程 | 工程ごとに1つの色かレイヤーを使い、それぞれの設定に割り当てる | 線彫りが切断され、彫刻が切り抜かれる |
| 文字 | パスに変換する | レーザー用のパソコンにないフォントが置き換わるか、消える |
| 小さなパーツ | タブを付けるか、下に平らな捨て板を敷く | パーツがハニカムベッドに落ちて紛失するか、傾いて立ち上がる |
| ネスティングと順序 | パーツの間は1mm以上。彫刻と線彫りを先に、内側の図形を輪郭より先に | パーツ間の細い部分が焦げる。穴を切る前にパーツが動く |
シートの実際の厚さを測る
表示されている厚さは公称値です。レーザー用合板を販売するKitronikは、3mmのバーチ合板の公差を+0.3/-0.4mmとしています:つまり2.6から3.3mmのどれでもありうるということです。次のロットはその範囲の別の値かもしれないので、新しい束はそのつど測りましょう。
- 測り方:デジタルノギスの測定面を面に平らに当て、単板がつぶれているかもしれない縁から少し内側で測ります。パーツを切り出す角の近くで少なくとも4回測り、シートに書き込んでおきます。
- どの値を使うか:すべての継ぎ手を手ではめたいなら、最も厚い実測値に合わせてスロットの寸法を決めます。薄い部分から切った継ぎ手はわずかにゆるくなりますが、接着するなら問題ありません。
- 平らさ:Kitronikによれば、合板は反ったりねじれたりすることが多く、同社はシートの中央と角の間で25mmを超える浮きを測定したこともあり、シートはベッドにベルトやテープで固定するよう勧めています。反ったシートはベッド上の場所によって焦点距離が変わるため、それに合わせてカーフや切断の品質も変わります。
厚さとカーフがはめ合いに与える影響
カーフ(切り幅)とは、ビームが焼き飛ばす材料の幅のことです。ビームは描いた線の中心を通るので、切断した縁はそれぞれ線からカーフの約半分だけ外側にずれます:穴やスロットは描いたよりカーフ1つ分大きく、輪郭やタブはカーフ1つ分小さく仕上がります。はめ合いとは、カットしたスロットと実際のシートの間に残る分のことです:
カット後のスロット = 図面のスロット + カーフ あそび = カット後のスロット - 実測したシートの厚さ 図面のスロット = 実測した厚さ + あそび - カーフ (カーフオフセット:オフ) 図面のスロット = 実測した厚さ + あそび (カーフオフセット:オン)
実例:80WのCO2レーザーを使うFab Academyのグループが、公称3mmの合板に2.80から3.20mmのくし形のスロットテストをカットしました。ぴったりはまったのは2.80mmのスロットで、カットした中で最も狭く、表示より5分の1ミリ小さい幅でした。お使いの加工機、焦点、パワー、速度、シートでは別の値になるので、テストしてください。くし形テストは、シートの厚さより狭いところから始めます。
- あそびはカーフとは別に決める。カーフはレーザーが削り取る分、あそびは残したいすき間です:圧入ならゼロかわずかにマイナス、滑り込ませて接着するパーツなら少しだけにします。
- 厚さの誤差は、パーツを重ねると積み重なる。公称3mmで実測3.2mmのシートを10枚重ねると、図面より2mm高くなります。カーフはこのようには積み重なりません:ビームは常に線の中心を通るので、どの継ぎ手も同じだけゆるく、またはきつくなります。
- カーフは加工機ごとの固定値ではない。材料、厚さ、焦点、パワー、速度によって変わります。厚い材料では切断面がシートを完全に垂直には貫かないので、実際に使う厚さでテストし、すべてのパーツを同じ面を上にしてカットしてください。
カーフをテストし、その結果からスロットの寸法を決める
本番とまったく同じパワー、速度、焦点で、同じシートに小さなテストを2つカットします:
- カーフ測定用の正方形。20.00mmの正方形をカットし、縦横両方向を測ります。カーフは20.00から実測値を引いた値です。正方形が19.84mmなら、カーフは0.16mmです。輪郭や穴を描いたサイズに戻すオフセットはその半分の0.08mmです。縁はそれぞれカーフの半分ずつ失われるからです。
- くし形のスロットテスト。実測した厚さより約0.3mm狭いところから厚さそのものまで、0.05mm刻みでスロットを並べた細長い板をカットします。たとえば実測3.08mmのシートなら2.80から3.10mmで、各スロットの横にその幅を線彫りか彫刻で入れておきます。カーフによってどのスロットも描いたより広くなるので、ぴったりはまる幅はシートの厚さより狭いところにあります。同じシートの端材を各スロットに差し込みます。手で入る最も狭いスロットが、滑りばめの幅です。それより1段狭いスロットは、軽くたたいて入れる圧入の幅です。
くし形テストの結果には、すでにカーフが含まれています。カーフオフセットをオフにして、その値を描くスロットの幅に使います。図面を実寸のまま保ちたい場合は、スロットを厚さにあそびを足した幅で描き、オフセットをオンにします。両方を行うと二重に補正することになり、下の作例では、スロットがシートより0.13mm狭くなってしまいます。
オフセットの設定場所。LightBurnでは、Kerf Offsetがジョブを送るときにビームの経路を線からずらします。図面そのものは変わらず、閉じた図形にだけ効きます。LightBurnは、入力すべき値がわかるバーニヤ目盛り付きのカーフテスト用ファイルも公開しています。ほかのソフトでは、カーフ、オフセット、ビーム補正などと呼ばれます。名前が何であれ、プレビューを確認してください:輪郭は大きく、穴とスロットは小さくなっているはずです。箱のジェネレーターでは、これをパラメーターとして入力します:boxes.pyは材料の厚さと焼け補正の値(大きいほどきつくなる)を求め、そのBurnTestジェネレーターは値を見つけるための図形をカットします。
単位:ファイルをミリメートル単位の1:1で開く
ファイルを読み込んだら、寸法のわかっているものを測ります:シートの外形、パーツの長さ、決まったボルト用の穴などです。25.4分の1や25.4倍になっていたら、インチとミリメートルが混同されています。
- DXFはよくある原因です。座標は単位の付かない数値だけで、単位はヘッダーの値($INSUNITS)で決まり、それがないか読み取られない場合は、読み込む側が単位を仮定します。レーザーソフトのDXF読み込み単位をミリメートルに設定してから、測ってください。
- SVGは、ドキュメント自体にミリメートル単位でサイズを持たせられます。ピクセルで保存したSVGは読み込む側が仮定する解像度に左右されるため、同じファイルでも2つのソフトで違うサイズで開くことがあります。SVGはドキュメントの単位をミリメートルにして保存しましょう。
- 形式は1つだけ、1回だけ。同じシートのSVGとDXFが両方あるなら、どちらか一方を読み込みます。両方を読み込むと、すべての線がシート上に2本ずつ重なります。
閉じたパス、重複線、不要な図形
閉じたパス。切断する輪郭は、始点と終点が同じ点の、1本の閉じたパスでなければなりません。開いたパスも線としては切れますが、カーフオフセットと塗りつぶし彫刻は閉じた図形にしか効かず、カーフより広い切れ目があると、パーツをシートにつなぎ止めるブリッジが残ります。読み込んだDXFでは、輪郭がばらばらの線分と円弧になっていることがよくあります。LightBurnのClose Selected Paths With Toleranceは、ほぼ接している端同士をつなぎます。ドローソフトではノードを結合し、図形が塗りつぶせることを確認してください。
重複線。まったく同じ線が2本重なっていると2回カットされ、カーフが広く黒くなり、木材では焦げも増えます。LightBurnの注意書きによれば、塗りつぶしのレイヤーでは、重複線のせいで図形がまったく彫刻されないこともあります。重複線は、コピー&ペースト、同じファイルの2つの形式の読み込み、辺を共有するパーツから生じます。LightBurnのEdit > Delete Duplicatesは完全に一致する重複を削除し(オブジェクトのグループ解除が必要)、Cut Plannerは辺を共有するパーツ間の重なった線を削除できます。
不要な図形。焼くつもりのないものはすべて削除します:作図線、寸法、ガイド、ページの枠線、非表示のレイヤー、はぐれた点などです。レーザーは、有効なレイヤーにあるものをすべて加工対象として扱います。
切断、線彫り、彫刻:色を工程に割り当てる
切断は輪郭に沿ってシートを貫通し、線彫りは輪郭線だけを表面に焼き付け、彫刻は輪郭の内側の閉じた領域を加工します(xToolの定義)。ファイルには工程ごとに1つの色かレイヤーが必要ですが、どの色が何を意味するかは標準化されていません:
- オンラインのカットサービスであるPonokoは、切断に青い線、線彫りに赤い線、面の彫刻にグレーの塗りを推奨しており、アップロード時に任意の色を割り当てることもできます。
- PrintaraのSVGファイルは、切断に赤、線彫りに緑、彫刻に青を使います:Ponokoの切断の色は、Printaraでは彫刻の色です。
- Epilogは線の太さで区別します:Illustratorから出力するための設定ガイドでは、ベクターカットには0.001インチ(0.072pt)の線、ラスター彫刻にはそれより太い線を、RGBカラーで使うよう求めています。
- LightBurnは、色ごとに独自の設定を持つレイヤーとして扱います。Lineモードはパスをなぞり、切断するか、低いパワーや高い速度なら線彫りになります。Fillモードは、閉じた図形の内側を平行線で彫刻します。
カットする前に、ファイル内のすべての色を書き出し、それぞれにモード、パワー、速度、パス回数を設定します。切断のレイヤーに残った線彫りの線は、そのまま切り抜かれてしまいます。
| 工程 | レーザーの動作 | ファイル上 | LightBurnでは | PrintaraのSVG | PrintaraのDXFレイヤー |
|---|---|---|---|---|---|
| 切断 | 線に沿ってシートを貫通する | 閉じたパス、線のみ | Lineモード、切断用のパワーと速度 | 赤い線 | CUT |
| 線彫り | 表面に線を焼き付ける | 開いたパスでも閉じたパスでもよい、線のみ | Lineモード、低いパワーか高い速度 | 緑の線 | SCORE |
| 彫刻 | 図形の内側の材料を削り取る | 塗りのある閉じた図形 | Fillモード | 青い塗り | ENGRAVEとENGRAVE_FILL(ENGRAVE_FILLは塗りつぶしの工程に設定) |
順序。彫刻と線彫りを先に、切断を最後にすれば、ヘッドが戻ってきたときに何も落ちたりずれたりしていません。切断の中では、内側の図形をその周りの輪郭より先にします。LightBurnでは、Order by LayerがCuts / Layersウィンドウのレイヤーの順序に従い、Cut inner shapes firstが内側のオブジェクトを外側より先に切断します。
切断、線彫り、彫刻に対応するオンラインツールは?
デザインツールは、ファイルの中で3つの工程を分けておくだけで十分です。それぞれのパワーと速度を設定するのは、レーザーを動かすソフトの役目です。
- ブラウザで、ファイルからレーザーまで:app.glowforge.comのGlowforgeアプリでは、Glowforgeの加工機向けに、デザインの各部分を切断、線彫り、彫刻、無視のどれにするか設定できます。Ponokoでは、アップロード時に色ごとにレーザーの動作を選ぶと、パーツをカットしてくれます。
- デスクトップで、レーザーを動かす:LightBurn(切断と線彫りはLineレイヤー、彫刻はFillレイヤー)と、xTool Studio(Score、Engrave、Cutはそれぞれ別の加工タイプで、ScoreとCutはベクターにしか使えない)。
- ブラウザで、設計する:Cuttleはレーザーカット向けに作られたベクターエディターで、SVG内で線彫りと切断を別の色に分けておき、レーザーソフトで割り当てます。boxes.pyは、厚さと焼け補正の値から箱などのパーツを生成します。Printaraは文章の指示からキット全体を設計し、工程をSVGでは色として、DXFではレイヤーとして書き出します。
文字をパスに変換する
編集可能な文字は、レーザーを動かすパソコンにそのフォントがインストールされているかどうかに左右され、フォントがないと置き換わるか、消えてしまいます。書き出す前に文字をアウトライン化しましょう:InkscapeならPath > Object to Path(Ctrl+Shift+C)、IllustratorならType > Create Outlinesです。変換した文字は打ち直せないので、編集できるコピーを残しておきます。
- パネルを切り抜く文字は、残りの部分とブリッジでつなぐかステンシルフォントを使わない限り、O、A、B、D、P、R、a、eの内側が抜け落ちます。
- 彫刻する文字には、読めるだけの線の太さが必要です。Ponokoによれば、面の彫刻は文字や1mm未満の細い部分ではあまりシャープにならないため、面の彫刻と線彫りの組み合わせを勧めています:塗りつぶしの周りを線彫りの輪郭で囲む方法です。
小さなパーツとハニカムベッド
Ponokoによれば、6mmより小さいパーツはレーザーのベッドから落ちて紛失することがあり、1mm未満の形状は壊れやすくなります。輪郭が切り終わった瞬間に傾いて立ち上がった小さなパーツは、残りの作業の間、ヘッドの通り道をふさぐこともあります。
- タブ。短い未切断部分を残してジョブが終わるまでパーツをシートにつなぎ止め、終わったら折り取って、残った突起をやすりで整えます。LightBurnのAdd Tabsは、選んだ図形にタブを配置します。
- 平らな捨て板。小さなパーツばかりのシートは、ハニカムベッドではなく平らな捨て板の上でカットすれば、何も落ちません。
ネスティングと材料の使い方
- 間隔。Ponokoは、デザインの要素同士の間を1mm以上空けるよう推奨しています。木材では、間隔を広くするほど、パーツ間の細い部分が焦げたり欠けたりしにくくなります。
- 共有する辺。接する長方形同士は1本の切断線を共有でき、材料と時間の節約になりますが、共有する辺は1回だけ切る必要があります:重なりを削除しないと、2回切られます。
- 無駄を埋める。パーツを回転させ、大きなパーツの抜き穴の中に小さなパーツを置きます。内側の図形として、周りの輪郭より先にカットされます。
- 手持ちのシートに合わせる。デザインツールのシートサイズは、実際に手元にあるシートや端材に合わせ、縁とシートを押さえる道具の分の余白をとります。
- 木目。並べて使うパーツは、表面の木目の向きをそろえます。無垢材では、細いパーツも木目に沿わせましょう:木目を横切る向きだと折れてしまいます。
作例:リブ構造の木製ディスプレイスタンドを試作する
リブ構造のスタンドは、同じ形の板(リブ)を並べ、それを卵ケースの仕切りのように差し込んだレールで支えたものです。すべてのリブがすべてのレールと交わるので、スロットの誤差はすべての継ぎ手で繰り返されます。たとえば、タブレットを斜めに立てるスタンドを、300×200mmのシートの3mmバーチ合板から切り出すとします。以下の測定値は方法を説明するための例で、私たちが実際に行ったテストではありません。
| パーツ | サイズ | 継ぎ手 |
|---|---|---|
| リブ7枚 | 奥行き約110mm、高さ150mm。前側のふちと、タブレットを立てかける背もたれ付き | 下端から深さ12mmのスロットが2つ |
| レール2本 | 180×24mm | 上端から深さ12mmのスロットが7つ、25mm間隔 |
| 組み立て後 | 最初のリブから最後のリブまで150mm、両端からレールが15mmずつはみ出す | 相欠き継ぎ:リブとレールの底がテーブルに平らに接する |
- 形は安く決める。リブを1枚段ボールで切り出し、タブレットを立てかけて、角度、ふち、傾き具合を確認します。段ボールでわかるのは形であって、はめ合いではありません:合板とは厚さが違うからです。
- 合板を測る。4つの角の実測値が2.96、3.04、3.08、2.98mmだったとします。すべての継ぎ手がはまるよう、3.08mmで設計します。
- 2つのテストを行う。20.00mmの正方形が19.84mmだったとすると、カーフは0.16mm、オフセットは0.08mmです。2.80から3.10mmのくし形テストでは、最も厚い角から取った端材が、2.95mmのスロットには手で滑り込み、2.90mmのスロットには軽くたたいて入れる必要があります。これは計算と一致します:2.95 + 0.16 = 3.11mmで、シートより0.03mm広くなります。
- スロットを描く。カーフオフセットをオフにするなら、すべてのリブとレールに2.95×12mm、オフセットを0.08mmでオンにするなら3.11×12mmで描きます。2.95mmのままオフセットをオンにしてはいけません:そのスロットは2.95mmで切れ、シートより0.13mm狭くなります。
- スロットの幅は1つの値にまとめる。スロットは全部で28個あります(リブに14、レールに14)。幅を1つのパラメーターか、コピーした1つの図形で管理すれば、合板のロットが変わっても修正は28回ではなく1回で済みます。
- 一部をテストカットする。リブ2枚と、スロットを2つずつ入れた60mmのレール2本です。リブが直角に立ち、底が平らに接し、タブレットが段ボールで確かめた位置に収まるか確認します。タブレットを前から押してみて、スタンドが倒れるなら、リブの奥行きを後ろ側に広げます。
- 全体をネスティングする。リブ2枚を横に並べると、300mmの幅のうち約225mmを使います。高さ150mmのリブの下に残る帯にはレールが1本入ります。リブ7枚とレール2本は、シート4枚に収まります。リブの形が許せば、1枚おきに180度回転させると、より詰めて配置できます。
- 平らな面の上で接着する。接着剤が固まる前に、リブがレールに対して直角になっているか確認します。
Printaraが書き出すもの、あなたに任せるもの
Printaraのレーザーカットのジェネレーターは、出発点が逆です:作りたいもの、その大きさ、組み立て方を説明すると、平らなパーツを設計してシートに配置します。上で挙げた確認事項は、そのファイルにもそのまま当てはまります。できることとできないことを、2026年10月11日時点のAIレーザーカットデザインのページからまとめます:
- 設定。Printara StudioでSculptを開き、Laser cutを選びます。Material thickness(0.5から25mm)と、Sheet widthとSheet height(50から1500mm)を設定するか、3mm合板、3mm MDF、2mmアクリル、4mm合板の設定から始めます。シートの余白、パーツ間の間隔、収めるためにパーツを90度回転してよいかも設定できます。
- はめ合い。Fit clearance(変更しなければ0.1mm、0から2mm)は、すべてのスロットに加わる合計のあそびです。Printaraはカーフを一切適用しません:シートの輪郭は公称値です。ですから、実測した厚さを入力し、レーザーソフトでカーフオフセットをオンにしてください。そうすれば、各スロットは厚さにクリアランスを足した幅で切れます。オフセットなしでは、どのスロットもそれよりカーフ1つ分広く切れます。
- ファイル。シートごとにSVGとDXFが1つずつ、ミリメートル単位の実寸で用意されます。SVGはCUTに赤、SCOREに緑、ENGRAVEに青を使い、塗りつぶし彫刻は青く塗りつぶした図形です。DXFはR12で、レイヤーはCUT、SCORE、ENGRAVE、ENGRAVE_FILLです。ENGRAVE_FILLは塗りつぶしの工程に設定し、ツールパスのプレビューを確認してください。組み立てたモデルのSTL、3MF、GLBと、パーツごとに1つのSTLが入ったParts ZIPも付きますが、これらはレーザーソフトには読み込まないでください。
- カットする前に。不明な点があれば見積もりの段階で質問があり(アカデミーのレッスンでは、文字、ヘッドホンのクリアランス、すべてを1枚のシートに収める必要があるかを質問しました)、Previewではダウンロード前に各シートを確認できます。上のゴシック様式のジュエリーボックスのシートにある2つのように、はめ合いテストピースが付くキットもあります。
- 制限。Printaraは、特定の加工機でファイルをテストしていません:形式を1つだけ読み込み、縮尺とレイヤーの割り当てを確認し、まずテストピースをカットしてください。素材のプレビューで変わるのは3Dビューの見た目だけで、カットファイルは変わりません。
- 費用。アカウントも見積もりも無料です。作成にはプランかクレジットパックのクレジットを使い、確定する前に見積もりで必要なクレジット数が表示され、作成に失敗した場合はクレジットが自動で戻ります。有料プランは150クレジットで月€3.99から、300クレジットのパックはプラン加入で€4.90、未加入なら€9.90です(料金ページ)。
アカデミーのレッスン「レーザーカットのヘッドホンスタンドを設計する」(3分36秒、7か国語のナレーション付き)は、参考画像からSVGとDXFのダウンロードまでを紹介し、このガイドが始まるところで終わります:キット全体をカットする前に、縮尺、厚さ、はめ合いを確認しましょう。
よくある質問
切断、線彫り、彫刻の線は何色にすればよいですか?
共通の標準はありません。PrintaraのSVGは切断に赤、線彫りに緑、彫刻に青を使い、Ponokoは切断に青、線彫りに赤、面の彫刻にグレーの塗りを推奨し、Epilogの設定ガイドは線の太さで区別します。工程ごとに1つの色を使い、カットする前に、レーザーソフトでそれぞれを設定に割り当ててください。
自分のレーザーのカーフはどう測ればよいですか?
本番と同じ設定で20.00mmの正方形をカットし、ノギスで測ります。カーフは20.00から実測値を引いた値なので、19.84mmの正方形なら0.16mmです。輪郭と穴のカーフオフセットはその半分です。材料、厚さ、焦点、パワー、速度が変わったら、もう一度テストしてください。
スロットは材料と同じ幅にすべきですか?
図面上では、そうしません。スロットは描いた幅よりカーフ1つ分広く切れ、シートが公称の厚さどおりであることはまれです。スロットは、カーフオフセットをオフにするなら実測した厚さにあそびを足し、カーフを引いた幅で、オフセットをオンにするなら実測した厚さにあそびを足した幅で描きます。0.05mm刻みのくし形のスロットテストをすれば、その値が直接わかります。
レーザーにはSVGとDXFのどちらを送ればよいですか?
お使いのレーザーソフトが確実に読み込めるほうです。SVGはミリメートル単位のサイズと工程ごとの色を持たせられます。DXFは単位のない数値だけを保存するので、読み込み単位をミリメートルに設定し、寸法のわかっている箇所を測ってください。読み込むのはどちらか一方だけにし、同じシートの両方を読み込んではいけません。
レーザーが同じ線を2回カットしたのはなぜですか?
そこに線が2本あるからです。重複線は、コピー&ペースト、同じファイルの2つの形式の読み込み、辺を共有するパーツから生じます。完全に一致する重複線を削除し(LightBurnならEdit > Delete Duplicates)、共有する辺の重なった線はカットプランナーで削除しましょう。
レーザーカットの前に、文字をパスに変換する必要がありますか?
はい。編集可能な文字は、レーザーを動かすパソコンにそのフォントがインストールされているかどうかに左右されます。アウトライン化し(Inkscape:Path > Object to Path、Illustrator:Type > Create Outlines)、編集できるコピーを残しておきましょう。
出典(2026年10月11日に確認):合板の公差と反りはKitronikの3mmバーチ・レーザー合板のページ、くし形のスロットテストの結果はFab Academy 2024 Lakemacのグループ課題、LightBurnのドキュメントはLineモードとKerf Offset、カーフのテスト、レイヤーのモード、色とレイヤー、Delete Duplicates、パスを閉じる、最適化の設定、タブ、Ponokoのヘルプは色とデザインの品質、Epilogのグラフィックソフトの設定、xToolによる彫刻、線彫り、切断の解説と、xTool StudioのScoreとCutの解説、ezdxfによるDXFの単位の解説、boxes.pyのBurnTest、NAU Cline LibraryのGlowforgeガイド、Cuttleによる線彫りの解説、SendCutSendによるInkscapeでの文字の準備。Printaraの詳細は、同じ日付のAIレーザーカットデザインのページ、アカデミーのレッスン、料金ページによります。作例の測定値は説明のための例で、私たちが実際に行ったテストではありません。
Printaraについて。Printaraは、3Dモデル、ジオラマ、レーザーカット用デザイン、型、プリントできる製品を制作するための、AIを活用したものづくりプラットフォームです。ご質問や訂正のご連絡はhello@printara.coまで。